FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

セカンドディケイド

 
 今日は研究室で試験勉強。研究室は輪講がないときは大抵誰もいない。10畳ほどの立方体の部屋の僕だけだ。

DSC01997.jpg
DSC01994.jpg
DSC01993.jpg
DSC01995.jpg



 この研究室は今年できたばっかだし先生はきれい好きだし、研究室の中は綺麗。壁も机も真っ白だし、部屋のド真中にベージュの布のソファーと木の机がある白い立方体の箱。僕だけなら空調も自由に調節できるし自分の家のPCよりハイスペックだし快適で贅沢だ。

 ただ、会話する人間がいない時間が長いとたまにさみしくなる。若干会話に飢えている自分がいる。でもそのぐらいがちょうどいい。なぜなら、自然と考える時間が増えるから。その考えることえというのはその時によって違うけど、最近は一昨日くらいに書いた日記の内容と、それから、自分が感じている事に自覚的になろうとして、今何を感じたのか、なんでそう感じたか、どういうものにそれと似た物を感じるか、ってことを考えている。

 向井秀徳が「分厚い大学ノートが鉛色に埋まっていく」と例えた感じが、今やっとわかる。



 昨日くらいに梅雨が明けたらしく、文句のつけようのない快晴だった。研究室は横浜の、矢上という丘の上にある六階建ての建物の最上階で窓は東京方面に面している。こういう天気の日は、180度、地平線というべきか建物平線というべきかを見渡せる。そんで、右前方に小さく東京タワーが見える。この状況で思うことは「東京にいるなー」ということである。正確には横浜だが。なぜなら、僕の地元の長野県では回りを山に囲まれているから、水平な直線を見渡すという体験を幼少期にしていないからだと思う。

 勉強の合間、(といっても本日はさほど集中できず捗らなかったのだが、)あまりの天気に良さに窓を開け音楽を聴きながら5分ほどボーっとした。何度も言うが本当に天気が良かったのだ!

 その時、なぜか、自分の大好きな先輩との1年くらい前の会話をふと思い出した。

 先輩「アツシ、今なんかつくりたいものとかあるん?」
 僕「今、こーゆーのやりたいんすよ。でもコレコレここをやる手段が今なくって、まだやってないんですけど」
 先輩「でも「つくりたいものあるってええな。」

 全然真面目な雰囲気じゃなくむしろどっちも気だるい雰囲気で、先輩としては、彼の優しさからちょうどいい感じの、間を埋めるための会話だったのかもしれん。が、しかし、僕はその時すごく嬉しかったんだと思う。そんなことを脈略なく思い出して、今日も改めて「確かにそうだよなー」と思った。

 自分の周りの若者の何人かは「俺30位で死んでいーわ」とか言う。人によってその数字は30だったり50だったりするが、その数字はともかくとして、僕もたまにそう思う。それはたぶん、そのくらいの年齢の時には、今なんとなく自分にあると思い込んでる(もしくは言い聞かせている)可能性みたいなもんがなくなってて、惰性だけを食料にする生物と化しているんじゃないか、という恐怖からくる嘯きなんだろうと思う。

 でも今日は50くらいでも「つくりたいもの」があれば生きていけるかもなー、と思った。少なくとも僕はあと10年くらいは生きられると思う。たぶん。

 要するに非常に当り前の日常の中で、当り前の事を自分の中で確認した休憩時間だったんだと思う。

 

コメントの投稿

非公開コメント

ごっておしゃれやん。

お互いにリンク貼らないかい??

お前って2枚目の写真の空色みたいなんだよな
レビューしてる音楽や,この文章もそれに沿ってる
いつか俺の事をキャラ設定がしっかりしてると言っていたが,今はその言葉をそのまま返したい

>としき
おしゃれってよりは、殺風景・シンプルってかんじかな
リンクしませう

>tele
それはうれしいね。他者から見た自分がキャラクターというか、ある種の一貫性を持っているかどうかってかなり気になるし。

君がそんなこというって珍しい感じがするね。というのは、寡黙なイメージがあるから。特に理論的じゃなくてそういう感覚的な事柄に対して。だから余計うれしいわ。
プロフィール

rt258593

Author:rt258593
2つの場所でギター弾いてます。長野生まれ長野育ち、18歳から上京し、2011年ジャカルタ、インドネシア生活を経て2012年現在東京在中。

tane
tane myspace
ギターとトラックと映像、リアルタイムサンプリングとそのエフェクトとループによる曲構築。

画家
画家web

各国の民族楽器(三味線、ピン、ドゥンドゥン、ジャンベ、ウィンドチャイム、ボンゴ、ティンバレス、コンガ、銅鑼、カホン、ディジュリドゥ他)と5種の管楽器、そして、ギターやベース、キーボードやドラム、更にスタイロフォンやテルミンといった電子楽器、床やタライやバケツといった音の出る器、果てはヒューマンビートボクサーすらも内包した、純然たる無国籍無秩序音響派楽団。腹には一物、胸には野望を秘めた連中が、イイ匂いのする仲間を募り、募られた仲間はまた仲間を募り、募り積もって、公園で音を鳴らし始めたところに、端を発す。性別、年齢、職業、国籍、趣味嗜好、及び楽器の経験や所持は問わず、あまりお互いのことを知らないままに、同世代の気のイイ輩が集結。演奏の技術よりも、音を鳴らすことを楽しむことを優先し、メンバーや担当楽器は流動的。

最新記事
最新コメント
タグ
 

日常 音楽 鑑賞 演奏 デザイン tane web PC 画家 哲学 mac ライブ クラブ 映画  映像  漫画 DJ アート  

月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
為替レート
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。