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TENORI-ON

 近況。物理的余裕の割には精神的余裕がない。比較論で言えばだが。シュウカツや卒業生にお祝いの言葉を伝えたり寝たりしていた。

 二つのサークルに関っていて、一コ上の先輩には直接お世話になった記憶も濃厚で、卒業されてしまうのは寂しい。が、今後も付き合えると思っているので残念ではない。卒業とはやはりめでたいものなのである。おめでとうございます。




 本日。
 k
 コレに行って来た。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科が主催する映像の祭典、FutureMotion2009の1イベント。院生の先輩がの告知に食いつく形。

 楽器メーカーYAMAHAとメディアアーティスト岩井俊雄さんの共同制作による新しい楽器、TENORI-ONに関して、(1)YAMAHA開発部の人の話とデモ (2)ミュージシャンによるライブという二部構成。自分なりにポイントをまとめる。

 (1)岩井俊夫さんって人は様々なメディアやアートのデザインをしてる人で、東横線なんかでよく見かけるマナー広告もこの人の作品。
 f0118538_1295114.jpg

 あと、坂本龍一との、演奏と映像のコラボも有名。
 a5f14109.jpg

 これは映像は初めて見たが、想像以上に綺麗でグッと来た。単に演奏に映像をつけているだけではなく、ピアノの鍵盤を叩いた時に、その強さ・長さに同期して映像と光が放出されるようにプログラムされた楽器を岩井さんて人がつくり、坂本龍一が弾くというもので、楽器・プログラム・曲・演奏のそれぞれの要素が絡み合って一つの作品になっているという。youtubeで探したけどないのが非常に残念極まりないが、かなりヤバかった。

 で、TENORI-ON。これはそういう楽器かというと、見てもらったほうが早い。

 

 この楽器の何がイイかというと、他の楽器にない特徴は

 ①映像(光の動きや点滅)と音を同時に出すことを意識して作られた楽器
 ②直感的に操作できるユニークなインターフェース
 ③楽器や音楽に詳しい人もそうでない人も、どういじってるのか感覚的に解る
 ④ユーザが開発側の想像を超えた使い方を開発してどんどん盛り上がっている
 ⑥メーカーとアーティストという組み合わせ
 ⑦それは作品が芸術性を保ったまま一般人にも入手可能で使用可能ってことになる
 ⑧しかも日本発

 て感じだと思う。これこそデザインとアートと機器の垣根を取り払ったものだと思った。

 ①~③に関しては、映像見れば感覚的にかなり「新しい」ものだと感じることができると思う。で、④に関しては、僕が初めてこの楽器を見たのは、この楽器が発売される前、corneliusがライブで早速使っていた。その時の映像がこれ。
 

 このeyesという曲をTENORI-ONで演奏して、最終的にTENORI-ONに「EYES」という文字を完成させていた。このようなグラフィカルな使い方は開発側の想像を超えていたらしい。また、TENORI-ONにボーカルを乗せて弾き語りのように歌う自身の映像をyoutubeに載せて話題になり、有名になり、JOOLS HOLANDにまで出演したなんとか人女性のアマチュアミュージシャンもいるらしい。

 このcorneliusのライブ以来気になって(話題にもなったし)、ネットとかで調べてた楽器について、実際開発のど真ん中にいた人の口から最初期のスケッチとか、構想とか、ソフト・ハード両面からの開発過程の詳しい話が聞けて凄いおもしろかった。

 (2)RUBYORLAって人らしいんだが、演奏は悪くないと思ったが、スクリーンに映し出していた抽象的な動画が非常に中途半端でダサいと感じた。TENORI-ONの演奏中のビジュアルも作品の一環なのだから、それ以上のものでなければ良さが半減である。手元をスクリーンに映して演奏して欲しかった。




 初めて、日吉に新しく出来た院生キャンパスの協生館に入ったが、当然ながらかなり綺麗で良い建物だと思った。基本的に新しい建物は好き。

 イベントに関してはとても面白いのに、客というか見に来ている人がめちゃめちゃ少なくて勿体無いと思った。





 そんな感じの一日を過ごしたわけだが、それにしても面接の結果待ちというのは落ち着かない。次に向かおうとするモチベーションも五部咲き止まりと言った具合である。しかし待つしかないときもある。イイ感じで時間を使いたいものである。


 
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プロフィール

rt258593

Author:rt258593
2つの場所でギター弾いてます。長野生まれ長野育ち、18歳から上京し、2011年ジャカルタ、インドネシア生活を経て2012年現在東京在中。

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ギターとトラックと映像、リアルタイムサンプリングとそのエフェクトとループによる曲構築。

画家
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各国の民族楽器(三味線、ピン、ドゥンドゥン、ジャンベ、ウィンドチャイム、ボンゴ、ティンバレス、コンガ、銅鑼、カホン、ディジュリドゥ他)と5種の管楽器、そして、ギターやベース、キーボードやドラム、更にスタイロフォンやテルミンといった電子楽器、床やタライやバケツといった音の出る器、果てはヒューマンビートボクサーすらも内包した、純然たる無国籍無秩序音響派楽団。腹には一物、胸には野望を秘めた連中が、イイ匂いのする仲間を募り、募られた仲間はまた仲間を募り、募り積もって、公園で音を鳴らし始めたところに、端を発す。性別、年齢、職業、国籍、趣味嗜好、及び楽器の経験や所持は問わず、あまりお互いのことを知らないままに、同世代の気のイイ輩が集結。演奏の技術よりも、音を鳴らすことを楽しむことを優先し、メンバーや担当楽器は流動的。

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