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アホの歪み



小学生時代からの付き合いの、吉池くんっていう男がいるんですが、そいつが書いたエレキギターの音作りに関するブログがめっちゃ面白くて爆笑してしまいましたので、皆様にもご紹介申し上げます。

http://equal1064.blog73.fc2.com/blog-entry-66.html


この手の音色とか音響とかの話って、数値化できないし抽象的になるのはしょうがないけど、それにしてもみんな兎角ドヤ顔でカッコつけて語りたがるし、よく意味の分からない専門用語も使って、「敢えて敷居高くしてんじゃないの?」「てかその単語の本当の意味みんな共有できてるんですか?」って穿った見方してしまうことも多い気がするんですけど、というか僕はそうなんですけど、彼のブログはまったく飾らない感じで、アホっぽいネタをちょいちょい挟みつつ自分の感性でやって色々試したんだろーなーという感じが出てていい感じです。なんでこんなに面白いのかわからないんですが笑ってしまいました。

ちなみに彼は「時にはムーブメンツ」というバンドのメンバで、メロディアスな感じのギターポップバンドなのですが、ライブやるときは歪み系エフェクター5個とか6個とか直列につないで一曲の中の部分で頑張って微妙な音色の差を出そうと頑張っているような本当に「ギターの歪み」に真摯な男で、ライブ会場でそれ見た時に僕は「こいつアホやな」と思いました。ていうかアホなんです。



最近はエフェクターを自作して何個か作っているようです。その自作エフェクターもやっぱり歪みばっかりです。やっぱり歪みバカです。そのアホっぷりにリスペクトしてしまいます。

しかも気前よく3つもエフェクター貸してくれて、なんと僕の26歳の誕生日には自作エフェクターをくれました!その全部歪みです。どんだけすっきゃねん!最高のアホ!!!!





くっそー俺も人を笑わせられるくらいのアホになりたいぞ!
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嬉し恥ずかしオマイハー



画家というバンドとして、今年2014も秘境祭というとっても素敵な野外フェスに出演させて頂いてきました。




今回も、秘境祭の最初から最後まで、フェスのありとあらゆる瞬間が言わずもがなに素晴らしく、書き出すにキリがないのですが、なんとなく自分のために言語化しておきたいと思ったので「行きの車中トーク」について書きます。



今回、画家カー2台中の1台にあたる我々の班は、ドラムのジョン・健・ユッツォ氏(以下、ゆっちょさん)と私が運転席・助手席で運転交代しながら行ったので、音楽をかけ、その曲について話しながら秘境祭に向かったのでした。

んでちっと話飛ぶんですが、最近僕は聴く音楽の幅が広がってきて、菊地成孔のモダンポリリズム入門て奴で超ゆるい通信教育に参加しつつ、今まで聞いてなかったようなアフリカの音楽とか、アフロポリ構造を意図的に曲に取り入れた日本人・欧米人の曲とかいろいろ聴くようになってきてて、半年~一年前の自分と比べたらリズム読解のリテラシー向上しきてるタイミングでありまして。



ただこのコンテンツの中で今ん所紹介されたり構造分析している対象がまだアフリカ系・南アジア系にとどまっていて、中南米の音楽ってそれらと相対したときにどうなんだろうな、と。アフリカ系・南アジア系に比べたら聴きやすいというか耳障りのいい音楽であるイメージがあるけど、同時にリズムに対する形式美や独特な文化要素が絶対あるんだろうなというのは思ってて、詳しく知りたいなーと思っているタイミングでもありました。

そこで、車中で中南米音楽好きな(もちろんそれだけでなく、幅広い音楽的趣味をお持ちなのですが。)ゆっちょさんに次々オススメを聴かせてもらったり、解説してもらったり、質問しまくったりしながら玉川キャンプ村へと向かったわけです。めっちゃおもろかった。聴きたい音楽が一気にいっぱい増えました。ていうか今までも多分ほぼ同じ解説とかしてもらったことあったし、名前や存在を知っている音楽だったりするんだけど、今までピンと来てなかったんだと思います。

そんな風にして今僕は「音楽のリズムを鑑賞することの楽しさ・気持ちよさ」を手に入れつつある過程なのですが、音楽に限らず、「何かの魅力に気づき、それをより知っていく」時って無邪気に楽しいだけでなく、「もっと早くこの魅力に気づいていたかったーッ」的悔しさとか、過去にソイツを横に見ながら気づけずスルーしてしまっていた過去の自分に対して恥ずかしさとか、一種の邪念がよぎる気がするんですよ。楽しさとともに最近富みにそれを感じます。

ある人がある文章でこう書いていました。「知らないことを知っていく過程には、いつも堪え難い未熟さの喜びが張り付いている」と。まさにその通り。それでも何かを好きになりそれを知っていく事に遅すぎることはないと思いたいものございます。



今回の秘境祭は、ゆっちょさんとの行きの車中トークだけでなくて他にも自分の音楽の好きな部分が更新されたりリフレッシュされるような素晴らしいタイミングが結構あって、一言でいうと美味しゅうございました。お陰でこれから暫くはまた音楽聴くのが楽しくてしゃーないみたいな時期がやってきそうです。それはある意味とっても恥ずかしい事でありながらやっぱりとっても嬉しい事です。

赤いテレキャスター


あけましておめでとうございます。2014年という年を迎えることができて非常に幸福だと思っております。

2013年の年の瀬、私のまわりの音楽的な物事に非常に沢山の事象が起こりました。

画家の2ndアルバムを全員の全パートを撮り終えた時に、データが消えました。データ復旧サービスに依頼している旨をつげる藤森さんから「なんとか、なんとかしたく思いますが、もしどうにもならなかった場合、非常に悲しいことになります」と言った文面が届きました。その時は改めて「この人はいつも素敵な文書を書くな」と思いました。

結果、「おばけの夏」と言う曲だけ別HDDにあったとかで残ったけど、他は消えてしまいまして復活も不可能。

(その残った「おばけの夏」は2014年1月限定で無料配信することにしました。太っ腹。こちらよりどうぞ。)

確かにかけた時間と労力は割と半端なかっただけに若干の遣る瀬無さはありましたが僕にとっては「非常に悲しい事」でもなかったです。

というのも、本格的にレコーディングする初めての経験をして、弾きたいギターの音とか、どーゆうことに気をつけて音色や曲作るとより良いのかとか、めっちゃメカラウロコだったから。

最初ドラム、ベース、ギターを録音し始めたのは2013の三月。はっきり言ってあの頃の俺より今の俺の方がよっぽど良いギター弾けるわい!だからもっとええ曲作って改めてレコーディング臨めるとかんがえればそれはそれでおっけーじゃい!的な。ポジティブシンキングの鬼!

前回のテレキャス高まり事件ののち、お店だったり、後輩の物だったり、友達のものだったり、色々試しました。一時期はシンラインがいんではないか?などと思いそっちも色々試しました。

これは小山くんから一時借りていたヴァンザンドのシンライン。




そしてなんやかんやあって、ついに買いました。こいつです。




先日リハスタと録音スタジオで丸一日弾き倒すことがあり、本当いい奴だなこいつ、と思いました。録音した時に顕著なんだけど、音に芯がある感じ。あと、物理的に軽いとこも好き。色付きなのに木目が透けてるとこも好き。やっぱ音やスペックが好みなのは当然として、それだけじゃなく見た目とか「気に入る」「愛着が湧く」ってことが大事だと思う!楽器だもんね。そういう意味で僕にとっていいヤツですこいつは。

こいつをクリーンでパキッと弾いた時、もしくは曲中で良い感じのフレーズをペロッと弾いた時に「おっええやん」てな雰囲気をそこはかとなく持つギタリストになりたいもんです。

2014年、今年もよろしくお願いします。

エレクトリックギター

わたくし、画家と言うバンドでギターを弾いておるのですが、先日、吉祥寺にあるキチムと言うカフェで、セミアコースティックのライブをさせていただきました。そのライブと言うのは、カリヴァストロ楽団と言う楽団の、レコ発のイベントにお誘い頂いて、言わば二組の共演だった訳です。

カリヴァストロ楽団、めっちゃ素敵でした。場の空気含め凄い素敵なイベントでした。ご存知ない方、是非聴いてみてください。 https://soundcloud.com/karivastro-orch

画家も結構良いライブができたんじゃないかなと思います。

その時の画家のライブで、もう一人のギタリストである杉本さんのフェンダーテレキャスターをお借りして演奏いたしました(彼はエレアコを演奏)。そのライブの時に自分が出せた音が、良かった。今まで感じた事のないしっくり感を感じました。それ以来の僕ときたら、テレキャスターを手に入れるべきなのではないか、と言う想念にとりつかれてしまっています。人妻に惚れる与太郎の心地です。今までテレキャスを手にすることなんて全く考えてなかったのに!

急にではありますが今までの僕を振り返ります。

画家を初めて一年後くらい、多分今から5年前くらいに、ジャズマスターと言うギターと、HAOのrumble modと言うオーバードライブエフェクターを購入しました。見た目と、あるギタリストが出す太いちょっと荒々しいジャズマスターの音に惹かれての事だったかと思います。

そんなこんなでそのギターを手元に、音楽聴いたり、バンドやったりすんのが好きで続けてきていたのですが、まわりのギタリストと比べて、全くというほどギターそのものに拘りとか愛情とか感じることができなくて、それが地味にしかし、案外しぶとくコンプレックスだったように思います。

しかし特に音色の事はよくわからんし、みんなが「抜けがいい」とか「中高音域」がどうとか、わかる様なわかんない様なだし、楽器屋で試奏してもこれが良いのか悪いのかもよーわからんし、どれ弾いてもまぁこんな感じじゃないっすかねって感じだし、あんま工夫する気にも調べる気にもならず。

しかし最近、ここ半年くらい、凄く興味があります、ギターと言う楽器とその音に。今更かい!という自己ツッコミのその反面、ギターそのものを好きになれて来ている事が嬉しい。音色にもこだわったりするのが楽しく なって来ました。「比較と経験」によってほんの少しだけ自分の好きな音や、出したい音のイメージがわかって来た様な気がしています。これは幼馴染みであり友人である、時は ムーブメンツのギタリストの存在がデカい。最近は彼と「歪最高会議」と題して様々な歪みエフェクターを持ち寄ってはしゃいでたりしております。

そんな折の、例のキチムでのテレキャス事件でした。ちなみにこんな可愛らしいアンプリファイアーをお借りして、足元は基本的にいつも使っているHAOのRumble Modを踏みっぱなしにしておりました。




テレキャスていうと一般にやっぱりジャキジャキ、悪く言うとペケペケな音のイメージが強いです。僕はもともと細いとか鋭い音は、その音楽性とマッチした時のかっこ良さはわかりますが、自分が出したいかと言われるとそうでもなくて、丸くてしかし軽い音がいいなと。テレキャスのピックアップセンターにして、ちょいボリュームかトーン絞って「丸いんだけど軽い音」が出せた気がしました。自分が最近良く弾くフレーズとか手癖とかで、2〜3和音ハイボジでオカズ的に入れたりするんですが、そんな時和音の構成音が一個一個粒だってて綺麗に聞こえるテレキャスターは、イイんじゃないだろうか、とか。あと、最近好きな音楽的傾向の変化もあり、素敵なカッティング出来る人になりたいなーと言う気持ちとか。これも「ジャキジャキ」ではなく、粘りを感じつつも歯切れの良い奴。例えばThe Fishmansの8月の現状に収録されている、Seasonライブ盤のアウトロのカッティング。今は全然出来ないんですけど。あぁいう事ができるようになりたいし、テレキャスって合ってそうだよな、とか。とかとか。冒頭で申し上げた想念の中身はそういった内容になっております。

まあまだ新しいギターを手に入れるかはわかりませんが、こんな風にギター談義みたいな事を、友人らと楽しんでいる最近の自分にクリビツって奴です。

しかし結局のところ、ギターオタクになりたいわけでもギターヒーローに憧れてるわけでもない。さり気なくそこはかとなく素敵な音楽ができるようになりたい。そうじゃないのにギターや機材のウンチクを垂れるオジサンにならないようには気をつけないとね。

なんだか長く書いてしまいましたが、或る僕の好きなギタリストがこんな事を文章に書いてて、僕も「やっぱそうっすよね!」と思いました。

俺ももっと愛したいんだよ、ミュージックを。

トム・ヨークさんのリズムギター

7月にロンドンへ行って来ました。理由はatoms for peaceと言うバンドのコンサートを見るため。

その時は「すげーいいバンド。すげーいいライブだった」としか言えなかったのですが、時を経て少し自分なりに言語化出来るかなと言う気がしたので、記録します。

まず、こんなバンドです。



このバンドにおいて、まずパーカスのおじさんとドラマー、マジで仕事師。いわゆるロック的なスネア(2拍と4拍目)をいれてる曲が一曲もない。仮にこの2人のリズムを完コピしようと思っても今の俺の能力ではできない (笑) トムとナイジェルが、アフロビートからの影響を受けたと言っていた意味が最近わかりました。

ギターに関しては、一曲の中でカタルシスを得るための手法として、いわゆるロックのサビで良くある、ディストーションギターでガーンていう手法は一度も使っておらず、ギターリフ含め微妙な音色とリズムの組み合わせの変化でそれをやっている。特にライブアレンジでそれが顕著。

ギターに関してさらに言うと、普通にコードでジャーンとストローク入れる所も一曲もない。曲の最も盛り上がる部分でさえも。これって実はロック畑の人にはかなり珍しい。常に単音または複音で刻み続けるリフで、微妙に変化して行くっていう。打楽器二人だけのみならずトムヨークとナイジェルのここら辺の部分もアフロビート的アプローチと言えるかも。

そして、トムヨークのギターって音色にかなり味と言うか、トムヨークでしかない音色があって、グチャッとした感じ、イメージで言うと藁半紙の紙袋を潰した時の質感みたいな音色で、思うにこれは右手の癖が大きい。単音フレーズやアルペジオ的なフレーズでも手首から先の振りがかなり大きくて、荒目のブラッシング音と一緒に、これまた微妙に荒目の、しかし的を射ているリズム感がこの紙袋潰し感を生み出してるのではないかと思う。

しかしトムのギターフレーズのこういった傾向は、実はかなり前から出現してて、歴史を振り返ると、彼のメインのバンド、RadioheadではKID A/Amnesiacという2枚のアルバムを出した2000年頃、トムは「ロックなんてゴミ音楽じゃないか」発言と共に、一切ギターを弾かずピアノを習得し始めた。その次の、ある意味ロック回帰的とも評されるHail to the thiefで再びギ ターを手にするが、その時点で既にコードストロークはせず、単音または複音で16部とか8部のリズムを刻み、ルート音+テンション音の組み合わせを変化させて行く ギターフレーズのスタイルを確立している。(この辺の詳細は2009年当時のブログに書いた。リンク。) そしてこの傾向は、現在までに続く2枚のアルバム、In Rainbows、The King of limbsでも続いている。

In Rainbowsでは、リズムの重視の傾向と共に、アナログ楽器による音響効果のこだわりが見られた。主にトムがリズムギター、二人のギタリストが様々な楽器によってノイズ的なアプローチやポリリズミックなリズムを重ねると言った曲が多い。例えばこんな風。



続くThe King of limbsではサポートドラマーを導入し、より電子音楽ぽいリズムや音響に傾倒している。ライブでは、ドラマー二人の細かく複雑なビートの上で、ギタリスト二人はギターを使ってもはやギターではない音を出しまくり、トムはその上で奇妙なダンスを踊りまくると言う、もはやよくわからないがしかしかっこいいと言う領域に来ている。例えば下記の動画。



そして、そこからの、2013年現在、Atoms for peace。改めてもう一曲。



こうやって流れを追うと、トムが自分の感性に従って音楽的冒険と追求を自然にし続けてる事がわかるし、しかもそれが商業的に成功している。アートワークや ライブパフォーマンスやファッションや見た目の老け方含めて、めっちゃいい感じでかっこいい中年になってるよなー、と思うわけです。ユースカルチャーの音楽出身でどう歳をとって行くかみたいな、話が脇道にそれてしまいましたが、そういう意味でも魅力的。

そんなわけで、まだ言語化出来てない部分もありますが、私はAtoms for peaceと言うバンド及びトムヨークさんを非常にお慕い申し上げております。 僕も音楽的冒険したい。

(本ブログ記事は、私の友人である金川さんに私が個人的かつ一方的に送りつけた長文メールを一部加筆修正したものです。笑)
プロフィール

rt258593

Author:rt258593
2つの場所でギター弾いてます。長野生まれ長野育ち、18歳から上京し、2011年ジャカルタ、インドネシア生活を経て2012年現在東京在中。

tane
tane myspace
ギターとトラックと映像、リアルタイムサンプリングとそのエフェクトとループによる曲構築。

画家
画家web

各国の民族楽器(三味線、ピン、ドゥンドゥン、ジャンベ、ウィンドチャイム、ボンゴ、ティンバレス、コンガ、銅鑼、カホン、ディジュリドゥ他)と5種の管楽器、そして、ギターやベース、キーボードやドラム、更にスタイロフォンやテルミンといった電子楽器、床やタライやバケツといった音の出る器、果てはヒューマンビートボクサーすらも内包した、純然たる無国籍無秩序音響派楽団。腹には一物、胸には野望を秘めた連中が、イイ匂いのする仲間を募り、募られた仲間はまた仲間を募り、募り積もって、公園で音を鳴らし始めたところに、端を発す。性別、年齢、職業、国籍、趣味嗜好、及び楽器の経験や所持は問わず、あまりお互いのことを知らないままに、同世代の気のイイ輩が集結。演奏の技術よりも、音を鳴らすことを楽しむことを優先し、メンバーや担当楽器は流動的。

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